日本酒を飲んでいる

大学2年生がおわり春休みになった。
春休みに入ってから5日間ほぼ毎日映画を観た。
その中で印象に残った作品の感想を残しておこうと思います。

1.ウォールフラワー

ずっと観たいと思いつつなかなか観る機会がなかった作品。
絶対私の好きなやつじゃん...と思っていたけれど、
本当にそうでした。
あらすじを大まかに話すと、高校入学後すぐにスクールカーストの下の方に位置付けられてしまった少年チャーリーが、破天荒な兄弟と出会って友情や恋を知って少しずつ充実した生活を送っていく、という話です。
これ、冴えない高校生活を送ってた(私みたいな)人たちにはめちゃくちゃ刺さる映画だなと思います。
上手く人の輪に入れないところとか、空回りしてしまうところとか、新しい環境に馴染むことが苦手で、私も端から見てたらこんな恥ずかしい感じなんだろうか...と思ってしまう。
だからこそサム・パトリック兄弟たちの仲間になれたチャーリーの気持ちも、それを見守る家族の気持ちもすごく共感できました。
チャーリーの仲間たちも、みんな思春期ならではの悩み(それはおそらく一生解決されることはないのにある期間を過ぎるとスーッと消えてしまうようなもの)を抱えていて、
私はいつのまにかそんな悩みが少しずつ減っていたのを感じて、
でもそういうフクザツでメンドクサイ感情がゼロになってしまったときに1人のつまらない大人が出来上がってしまうのかなと思いました。
思い出せてよかった。
自分の頭で悩んで、考えて、不器用な言葉で伝えたい。
昔を懐かしむだけではない青春映画だと思います。
(そして、エマ・ワトソン演じるサムが本当に可愛い!)

長くなってしまったので他の作品についてはまた今度。